テレキャス&ストラトの部屋Ⅱ

エレキとアコギを深掘りするブログ

ギター上達に必要な条件とは?

fenderguitarman

昨日も多くの読者にご訪問いただいた


gooブログにはまだ遠く及ばないがコツコツと続けていたい


継続は力なり・・


不定期の投稿になると思うが興味ある方は遊びに来ていただきたい


ところで読者の皆さんはすでにギターをお持ちだろうか?


日常的にギターを弾いているのだろうか?


私の周囲の人間を含めて巷のギター好きの動向がイマイチ謎なのだ


考え方や行動パターンに関して分からないことが多い


ちなみに私の知り合いの多くは『休止状態』だといえる


ギターは持っているが最近はまったく弾いていない


ギターを手放すのか?と問われれば答えはNO


中途半端なギターの価値が上がるとは考え難い


生粋のギタープレイヤーである私にその考え方が理解できない


私は潔い性格なのだ


特に趣味に関してはその傾向が強いように感じる


必要な物は躊躇無く手に入れ、不要な物は躊躇なく手放す


そんなことを繰り返してきた


断捨離という考え方は私の考えに合致するところが多い


読者の皆さんはギターが上手くなりたいだろうか?


ギター上達の為に何か工夫や努力をしているだろうか?


一晩寝て起きたらギターが上手くなっている・・・


そんなに都合が良い話はない


あるならば教えて欲しいと思う


劇的にギターが上手くなる媚薬があるならば100万円くらいならば買いたい


一生ギターを趣味として続けるならば安い買い物だと思う


まぁ、そんな美味しい話はないのだ


上達の為にはギターを継続することが不可欠だと思う


継続する為にはギターに楽しさを感じることが大事


楽しく感じるにはそれなりに上手く弾けることが必須になる


タマゴとニワトリのような微妙な関係性が存在する


若い頃には下手ながらも夢中になって練習する人が多い


一方、中高年になると何故だかギターから離れてしまうのだ


下手というワードは共通しているのだ


この違いは何だろか?


個人的な分析によると『耳の力』の差だと思える


中高年になるとそれなりに膨大な音楽を耳にしているのだ


上手いギタリストの演奏を目で見て耳で聴いているのだ


それと比較して自分は・・・


ということになる


自暴自棄の沼にハマってしまうのだ


それを脱した中高年は上手くなる可能性を秘めているのだ


ある意味で中高年の再スタートは意外にハードルが高い


気位だけは高いが下手


下手だが気位は高い


まぁ、どちらでも良いが・・・


「ベテランの俺が今更練習してもなぁ・・」


『自称ベテラン』という意味がない冠も上達の妨げになる


家族サービスや仕事などという『言い訳』も中高年ギター好きの逃げの常套句


職業による若干の差はあるだろが暇な人などいないと思う


忙しい時間の合間を縫ってギターを練習しているのだ


耳が肥えている中高年に最適な練習は曲を弾くこと


厳密に言うならば下手な人は基礎練習から始めることが必須だがそれではヤル気が起きない


ギターを抱えていても楽しくないの


とにかく一曲を最初から最後ま弾き切ること


そこで生まれる『成功体験』を脳に覚え込ませる


可能ならば他人に聴いてもらって褒めて貰う


成功体験をさらに強固なものにすることができる


逆の言い方するならば下手なうちは他人の前で演奏することを避ける


何も感じないという強心臓の人は別だがのみの心臓を自覚している人はその時を待った方が良い


個人的にはバンドという形態は上達の妨げになると思っているのだ


何となく他のメンバーの勢いに背中を押されてどうにかなってしまう


特にロック系は音量を大きくすればどうにかなるという悪習慣があるのだ


読者の皆さんも音楽スタジオなどで真空管アンプを大音量で鳴らした経験があると思う


どのような気持ちだっただろうか?


簡単なコード一発でもプロ気分に浸れたと思う


「なんか凄い音圧だな プロになった気分だぜ」


エレキギター好きのあるある話なのだ


何故だか下手な人ほどスタジオで弾きたがる


鼓膜が震えるほどの音量とイントネーションが感じられない歪みで下手が包み隠される


加えて他人のドラムやベースの音で自分の下手が包み隠される


バンドのメンバーが上手い場合にはそれなりに良い刺激を受けることも出来るがその逆ではマイナスの効果しかない


下手×下手は下手の二乗倍ということになる


ある種の負のスパイラルに陥る


下手同志には効果的なアドバイスも情報も得られない


そもそも上手いバンドに下手なギター好きは不要なのだ


自分がリーダーならば別だが・・


結局はどんぐりの背比べになってしまうのだ


他人と音を合わせるのも良い経験になるが上達には別ラインでの練習方法が必要になる


エレキとアコギでは練習方法やアプローチはまったく異なる


ここではエレキについてお話したい


ギターとエフェクターとアンプを単体として考える人も多いようだが上達にはトータルで考えるべきだと思う


”自分が欲しい音はどのような音なのか?”


時間をかけて冷静に向き合ってみるのも良いと思う



ゴリゴリのロック系の音が出したいのか?


激渋のブルース的な音が欲しいのか?


ポップス系のような軽やかな音が欲しいのか?


ファンク系もジャズ系もある


これだけでも選ぶギターや機材が変わってくる


年齢とともに好みが変わるのも良くある話


若い頃にはハムバッカー系に激歪みのエフェクターが大好物だったが今は苦手になった


たまに聴くには良いが長時間は聴いていられない


私の知り合いはゴリゴリのメタル好き


50歳を超えた今でもメタル系が日常のBGMであり応援ソングなのだ


肯定も否定もしない


それが音楽なのだと思う



好き嫌いを問わず、ブルース系を学ぶことは良いと思う


レイヴォーンなどの曲は良い課題になると思う


完コピは難しいとしても看板のリフなどを徹底的に練習してみるのも良いと思う


私はジミヘンの流れから逆引きでレイヴォーンに辿り着いた


とにかくみんなが知っているような有名曲を片っ端からコピーした時期がある


振り返れば、格段に技術と引き出しが増えた時期だと思う


極端な言い方をするならばレイヴォーンのリフをマスターしたならば巷のブルース曲はほぼ弾けるようになる


地道な練習は無駄にはならない


コツコツ積み重ねた練習も曲という形で自分の実になる


ブルース系の曲の組み立て方を知るのだ


あら不思議・・


オリジナルのブルース曲が量産できるようになる


上手くなればさらに難しい曲に挑戦できる


私の場合にはアコギも弾くので箸休めにアコギのブルース曲もマスターした


とにかく順不同なのだ


YouTubeなどでカッコイイと思った曲を片っ端からマスターするのだ



これも逆引きだが耳触りが良いブルース系のアコギ曲からクラプトンに辿り着いた


そんなクラプトンも先人の黒人ブルースマンに学んだのだ


エレキ弾きには馴染みがないと思うがアコギでは指弾きも大事なテクニック


弾き語り系の短音アルペジオとブルース系の複音プレイは別物なのだ


弾き語り系では親指は4~6弦を担当するがブルースでは決まりが無い


2弦を親指で弾くこともある


ギターを歌わせる為の良い経験になった


面白いことにアコギでそこそこ弾けるようになるとエレキが劇的に上手くなっている


極太のアコギ弦に慣れた指にはエレキの弦が細く柔らかく感じる


筋トレに近いような感じだろうか


重いアレイに慣れた腕には2㎏のアレイは空気に感じる


指先の押弦の加減だけで微妙な音程のコントロールが可能になる



010~046が物足りなくなってくる


私にとっては極細に感じられる


ギターへの負担などを考慮して弦を太くすることはやめている


アコギで硬くなった弦を弾く親指も石のように硬くなっている


ピックとは違ったニュアンスを出す時に指で弾いたりしているのだ


ピックに関しても最近になって好みが変わった


ブライアンメイの影響から厚く硬いピックを好むようになった


コインで弾くのが王道だが適したコインがないのだ


メタルピックという考えもあるが私は別のアプローチを試みているのだ


あえてピックの弦に触れる部分をヤスリで削って使っているのだ


先日はコンクリートで擦ってみた


僅かに弦に引っかかる抵抗が良い味を生んでいるのだ


こんな簡単な一工夫だけでブライアンメイに肉薄するような音色が得られた


「ブライアンメイってフェイザーとか多用すること多いんだよ」


「リフとかソロとか常時onっていう使い方も多いんだよね」


というある上手いプロの言葉を参考に色々と試みているのだ


「若い頃からブライアンメイのファンでね コピーしたよね」


好きこそものの上手なれ・・


そこには愛情と熱意が感じられる


プロでもアマでもギターに傾倒している人は大好きなのだ


軽い感じでギターと関わっている人はあまり好きにはなれない


少々大袈裟だが・・


ギターに人生を捧げるくらいの気概が欲しい


ギターは弾き手を裏切らない


これだけは万人に言える


繰り返しになるが練習に費やした時間は自分の実になる


つまり、下手な人は言うほどギターが好きではないということ


下手だからさらにギターと離れる


やがてギターはケースにしまい込まれ


押し入れの奥底に居座るのだ


弾くこともなく、売ることもなく


そもそも日の光を浴びることもなく


その生涯に幕をとじるのだ


子供は親を選べない


ペットは飼い主を選べない


ギターも弾き手を選べない


そんなギターは本当に不憫に感じる


半世紀近く持っているギターのフレットが摩耗していないと自慢する人がいる


当たり前だが金属は使わなければ磨り減らない


仮に錆びたとしても減ることはない


フレットが磨り減るという事実はギター弾きの勲章


ギター弾きにあってギター好きにないもの


良い意味でのギターの劣化なのだ




レリック加工に始まり結局はリアルな使用でここまで劣化した


酷暑の汗と湿度が金属に良い風合いを与える



気がつけばボディにクラックが入っているのだ


他の部分にも塗装の剥がれやひび割れが見られる


スイッチの接触不良などの不具合もあったがパーツの交換などで克服してきた


何となく外弾き専用という感じで作ったギターだが気がつけば一生の相棒になっていた


廉価のギターも自分が安物だと気づいていないと思う


黒テレでテレキャスの鳴らし方を学んだ



流れで本格的なテレキャスに辿り着いた



非常に良い流れだと感じているのだ


不思議なことにギターを持ち変えると弾くフレーズが異なる


黒テレは歪み量が多い音色を好む


一方のヴィンテージ系テレはクリーンからクランチを好む


そんな弾き分けが出来るように成長した自分を褒めたい


気がつけばそんな感じになっていたのだ


まさに身の丈に合ったギターに出会ったという感じなのだ


これ以上でも以下でもないような気がする


以前に私は知り合いに言われた言葉がある


「ギターを持ち替えてもみんな同じ音に聞えるね」


後にそれが褒め言葉であることに気がついた


ギターは弾き手と融合してこそ独自の音が生まれる


一流のプロも結局は何を弾いてもギターを持ち替えて同じ音


クラプトンの名曲『いとしのレイラ』にちょっとしたエピソードがある


「あの太い音はSGで弾いていたって思っていたんだよね」


「何十年も経ってからあの音はストラトで弾いていたって知ったんだ」


「正直、ショックだったよね ギターっていうか弾き方なんだよね」


ある雑誌のインタービューの記事の抜粋なのだ


ジミーペイジも初期はテレキャス、後期はレスポール


ファンにはお馴染みの事実だが一般的にはあまり知られていない


レスポール期に入ってからもレコーディングではフェンダー系を多用した


『天国への階段』の名ソロはテレキャスで弾いた演奏


ライブでは仕方なく一本のギターで弾き切ることが多いが厳密には拘りがあるようだ


ジミヘンも何本かストラトを持ち替えているが・・あの音なのだ


次世代のギタリストにも同じことがいえる


レッチリのジョン・フルシアンテも基本はストラトだがテレキャスも使い分けている


曲によってはグレッチの箱物も使い分ける


良く聴けば音の違いは分かるが特にストラトとテレキャスではブラインドでは聴き分けできない


少なくとも私の耳では聴き分けできない


上手くなると『自分の音』が生まれる


それはピックでありピッキングスキルでもある


押弦する側でも独自のコントロールが出来るようになる


自分の音に辿り着かない人は買い物の旅が続くのだ


散財の長い旅が延々と続くのだ


「エフェクター買っちゃったんだよね」


「ネット見てたらポチちゃったんだよね」


「あとね ギターも買っちゃったんだよ」


という事になる


結局、ギターを持ち替えてもフェクターを並べても納得できる音に辿り着けない


まだ、買い物を続けているうちはマシだと思う


私の知り合いは完全なる『停滞期』に陥っている


ギターや機材を買うでもなく


手持ちの楽器を弾くでもない


だからと言って手放すこともない


何年も何十年もまったく動きがない


そのギターのポテンシャルを知ることなく幕を閉じる


悲しい事実だと思う


ギターや機材たちが可哀想だと思う


「スタジオとか行く時間ないからね」


というならば電池駆動のアンプでも良いと思う


「エレキは真空管アンプで弾くものだ」


という思い込みがさらに自分自身の選択肢を狭くしているのだ


残念な流れなのだ


まさに負のスパイラルなの


負のスパイラルから脱出することはほ不可能


理由は助言してくれる人がいないから


ギターを弾かないお父さんを家族は何とも思わない


ギターを買わない旦那さんを奥さんは歓迎する


まったくもってギターに向き合う条件が見当たらない


自分自身で目覚めるしかないのだ


「ギターは楽しいよ~」


といくら言って聞かせても理解は得られない


自分で気づくしかないのだと思う


まぁ、ゴチャゴチャと長らく語っているが・・



上達に必須なワードは『好き』だと思う


好きこそものの上手なれ・・


ギターを好きになること


私が若い頃には明確なギターヒーローが存在した


とにかく憧れた


漫然と憧れた


ギターを抱えればそんな存在に近づけると勘違いしていた


そんな勘違いで半世紀近くギターを弾いているのだ


途中でブランクもあったがギターと関わってきた


諦めないで良かったと思う


練習不足が蔓延しギター好きの技術と意識が停滞していることを嬉しく思う


あくまでも個人的な感想だが・・


アリとキリギリスのアリのようコツコツとギターと向き合ってきた


良い歳のオッサンになって芽が出てきたのだ


だからと言って若い頃のように勢いだけで人前で弾く機会も減った


とにかく、自己満足の為、自己実現為だけにギターを弾いているのだ


余談だが・・


楽器店主催の集いは無事に終了したのだ


想像よりも多くのお客さんが来店したのだ


私も素人代表として意見を発信する場を得られた


電池駆動のアンプで弾き倒した


「僕もブラックスターのアンプを買います!」


という嬉しい感想を貰った


生身の触れ合いも悪くないと思った